また、「兵庫県産(但馬牛)証明書」に記載された個体認識番号を神戸肉流通推進協議会ホームページ内の但馬牛血統証明システムに入力・検索していただければ、認定がご確認いただけます。

「神戸牛(神戸ビーフ)」とは、第20条で定義する「兵庫県産(但馬牛)」のうち、未経産牛・去勢牛であり、枝肉格付等が次の事項に該当するものとなります。
兵庫県内で年間7万頭弱の牛が処理されますが、神戸牛(神戸ビーフ)は4千頭程度(平成25年度 4,679頭)です。これで神戸牛(神戸ビーフ)と呼ばれる肉はかなり厳選されたものだと分かっていただけたと思います。
また、呼び方については当サイトでは一般的になじみのある神戸牛を使用していますが、正しくは「神戸肉・神戸ビーフ」となります。他に「KOBE BEEF」「神戸牛(うし)」「神戸牛(ぎゅう)」と呼ぶことがあります。
※詳しい認定基準や格付けが一目でわかる図解や神戸ビーフ・神戸肉の定義は
「神戸肉流通推進協議会」のサイトにてご確認いただけます。
▲肥育環境恵まれた
三田の勢戸牧場
▲三田水源の一つ
青野渓谷 尼ん滝
▲勢戸牧場を視察。右側は勢戸さん。
神戸牛(神戸ビーフ)には、未経産牛(雌牛)・去勢牛(雄牛)がありますが、当店は、去勢牛(雄牛)に比べ繊維質がきめ細く、舌ざわりもまろやかな未経産牛(雌牛)のみを販売しています。 さらに特に良質な牛の肥育地とされる三田で育った「三田牛」にこだわっております。三田の自然は、きれいな空気と水、肥沃な農地など牛を育てるにも最適な環境にあります。特に、武庫川水系の伏流水は、肉牛肥育に適したミネラル成分を含み、一日の寒暖の差が激しい三田の気候は牛の体を引き締め、肉質をより高めたものとします。
ミカゲヤでは、三田食肉公社、神戸食肉市場共同組合のセリにおきまして、「賞」を得た牛を数々と購買しています。年に1回だけ行われる立ち牛(生きた牛)のセリ、三田市肉牛共進会におきましても、昭和47年から最優秀賞牛を獲得しています。
最優秀賞牛は1頭しかおらず、希少で価値のある素晴らしい牛です。 途中で何度かは、去勢牛であったり合わない牛であったため、購買を見合わせた年がありましたが、近年では、平成4年から現在に至るまで、ミカゲヤが他に明け渡すことなく最優秀賞牛を獲得しています。
▲第51回 三田市肉牛共進会発行
最優秀賞牛写真と盾
▲第51回 三田市肉牛共進会発行
優良賞、優秀賞牛盾
昭和50年代までは、どのような肉が「神戸ビーフ(神戸牛)」なのかハッキリされていませんでした。そのため、「この肉、本当に神戸ビーフなの?」と聞かれても証明の方法がありませんでしたが、「神戸ビーフはどこで買えますか?」という消費者の声がきっかけになって、昭和58年に生産者、食肉流通業界、消費者が協力して、神戸肉流通推進協議会が設立されました。
このブロンズのモニュメントが置かれている指定店では、レストランや小売業は年間に360kg、卸売り販売業は年間に6頭の販売実績があることが最低基準となっています。
▲神戸肉流通推進協議会発行
認定店盾(ブロンズ製のモニュメント)、指定証